作品にまとめる、という小さな冒険

これとあれが繋がった!人生無駄がないですね~
makiart 2025.06.20
誰でも

私、けっこう作品にまとめるのが苦手なんです。

描くのは好きだし、アイデアも出るんだけど 「これを本にしよう」「ちゃんとまとめよう」と思った瞬間、 なぜか手が止まっちゃう。

「こう見せなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」 そんな声が出てきてしまうからかも。

でもこれって、よく考えると 「作品にする」ってコツコツ積み重ねる作業なんですよね。

最初にパッと線が出てくるのとは違って、 少しずつ形を整えたり、順番を決めたり、 言葉を足したり……

なんだか仕事の事務作業にもちょっと似てるなと思いました。

そしてその事務作業も、最初はとても苦手だったけれど、 やっているうちにちゃんとできるようになったんです。

だったら、きっと作品にまとめるのも、 同じように少しずつ慣れていけるんじゃないかな、と。

線の本「The Cabinet of Lines」も、 その小さな冒険のひとつ。

そんな気持ちで、今、静かに進めています。

Go, me!

この絵は先日のヒルマ・アフ・クリントのもしゃ会で描いた絵。

アクリル絵の具

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