池田晶子氏のお墓を訪ねて:思いの再確認と心の区切り

過去を振り返る旅、たまにはそれも面白いのかも知れない。
makiart 2024.01.31
誰でも

※カレンダーの到着まで少々お待ちください。

先日、哲学者(文筆家)の池田晶子氏のお墓を訪ねるために青山霊園へ足を運びました。

先日のブログでも書いたのですが、私が影響を受けた方です。

これまで著名人のお墓を訪れることはありませんでしたが、池田氏の影響を受けた人として、その墓を訪ねることで何かが区切りをつけられるのではないかと考えました。

青山霊園は初めての訪問でしたが、広大な敷地に驚きました。お墓の住所を辿りながら歩き、池田氏の墓を見つけました。墓石は本の形をしており、「考える」という文字が彫り込まれています。写真を撮ることはしませんでしたが、その場に立ち会うことで何かが確かに変わるような気がしました。

感動というよりも、淡々とした思いが心に広がりました。お墓には花が飾られており、最近も誰かが訪れた様子。

自分の中で置き去りにしていた思いが、再び目に見える形で現れ、その姿をじっくりと見つめることができ、そうすることで心からホッとした気持ちに包まれました。

この訪問は、私にとって重要な意味を持ちました。自分の思いを再確認し、池田氏の影響を改めて感じることができたからです。それは、ただの行為ではなく、心の中での一つの区切りとして、私にとって意味のある出来事だったと改めて感じます。

家を出る前は行ってどうするんだろう?と少し躊躇していたのですが、訪ねてみてよかったなと思います。

画材: サインペン

画材: サインペン

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