【はじまり】流れに乗る — 止めず、流す、生き方のリズム

どうもお久しぶりです。この1か月は充電しておりました。
makiart 2025.10.19
誰でも

ブログもメルマガもお休みしていたこの1か月。内側に潜って潜って一周してまた外へと戻ってまいりました。(これは創作活動に対してのことなので日常や仕事、生活も普通に活動)

結果的に自分の軸を見つける時間になり、そんな中で次のテーマが見つかりました。

はじめに

私はよく、考えすぎて手が止まる。 「これでいいのかな」「描く意味はあるのかな」 そんな思考の波が、筆を握る手を固くしてしまう。

いろいろな考えが出てくる。 そして考えることは好きなことでもある。 だからなおさら、止まらない。

描きたいのに、いろいろな考えが描く手を止める。 描くことと思考の狭間で、私は長いあいだ漂っていた。

でもある日、ふと思った。 もう少し、手に任せてみよう。

思考を止めようとするのではなく、 浮かぶままに、流れるままに。 そうして描いた線は、 思っていたよりもずっと自然で、のびやかだった。

その瞬間に気づいた。 “考えない”ことが大事なのではなく、 “流れに任せる”ことが大事なんだと。

この本のテーマは、 「止めようとしても止まらない自分を、どうやって味方にするか」。

私たちはつい、“静かに整う”ことが正しいと思い込みがちです。 けれど、考えすぎることや、揺れること、迷うことも、 実は私たちが世界と関わるひとつのリズム。

だから、止めるのではなく、流れに乗る。 それがこの本で繰り返し描かれる、小さな実験のテーマです。

「考えすぎちゃう」「瞑想が続かない」—— そんな、“止めようとしても止まらない自分”をどう扱うか。 そこから、この小さな旅が始まったのです。

シリーズ化しておそらく年内に完結すると思います。

※kindle本にする予定なので途中本という風に書いています。

よろしくお願いします。

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