《グルーヴとリズムの小話集》第7話:もう、鳴っている

今年も終わりですね~。
makiart 2025.12.30
誰でも

最近、 「もう迷わない」 と言えそうになる瞬間がある。

でもその直後、 また普通に迷っている。

どっちも本当で、 どっちも嘘じゃない。

身体は先にリズムを知っていて、 私はあとから「あ、今そうだったんだ」と気づく。 理解は、いつもワンテンポ遅い。

暗い場所に入ったとき、 何も見えないはずなのに、 世界は意外と騒がしい。

呼吸の音、足音、気配。 見えない分だけ、拍がはっきりする。

正解がなくても、 案内図がなくても、 身体はちゃんと次の一歩を知っている。

私は今も、 線を引きながら、 色を置きながら、 ときどき叩きながら、

「これでいいのかな」と思っている。

たぶんそれでいい。

音は止まっていないし、 リズムもまだ続いている。

~END~

アクリル絵の具

アクリル絵の具

これにて「グルーヴとリズムの小話集」は完結です。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

10月の終わりに書き始めて、12月の終わり。ちょうど2か月間、音やリズム、身体の感覚をたどりながら、少しずつ言葉と絵を重ねてきました。

正直に言うと、「グルーヴとリズム」というテーマで、果たして楽しんでもらえるのだろうか?そんな不安も、最初はありました。

それでも、自分が実際に感じていること、いま一番おもしろいと思っているテーマを思い切って出してみよう、と決めて書き続けてきました。

今振り返ると、あのとき決めて本当によかったな、と感じています。

1月中には、挿絵を一部整えたうえで、Kindleでの出版も予定しています。

また改めてお知らせしますね。

ひとまずは、ここまでお付き合いいただいたことへの感謝を込めて。

本当にありがとうございました。

来年ものんびりいきたいと思います~

皆様もよいお年をお過ごしください。


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